#46 老いるインフラ
46投稿目です。
新年あけましておめでとうございます。
1月1日には令和6年能登半島地震が発生し、現地では今も救助と支援が続いています。
お亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被害がこれ以上拡大しないことを心から願っております。
個人的には義援金という形でしか支援ができませんが、何かしたいという気持ちの向け先は現状では義援金が一番ではないかと思います。
↓添付URLご参考まで。
兵庫県/令和6年能登半島地震兵庫県義援金の募集について (hyogo.lg.jp)
能登半島地震発生をきっかけに、日経新聞より「老いるインフラ」に関する記事が出ておりました。
老いるインフラ、地方で放置深刻 橋の6割未着手 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
インフラは、川西市に限らず全国的に老朽化が進み、適切な修繕や補修をしないと災害時のリスクも高まるという事を再認識する事となりました。
中々スポットライトが当たらない、だけれど今を生き未来に責任のある世代として目を背けてはいけない問題だという課題感から、昨年3月の一般質問で、「公共インフラの老朽化」について質疑をしております。
川西市議会 議会中継 - 発言内容 (discussvision.net)
道路・公園・橋梁など、老朽化が進む中でこれからの維持管理をどうしていくのか、
具体的な事例を交えつつ当局と質疑。以下質問要旨と当局回答です。
---
【質問】
老朽化している公共インフラの維持管理について、行政の限られたマンパワーだけでは改善できない点があり、民間企業のノウハウ等の活用が必要不可欠であると考える。他自治体においては、国の補助金も活用しながら、市で実施しているさまざまな道路管理業務を包括的に委託する「道路等包括管理事業」を開始するなど、業務の効率化を図ることができた事例も見受けられるが、本市におけるインフラの維持管理に係る考えを伺いたい。
【答弁】
老朽化する公共インフラの維持管理については、きめ細やかな対応をするためにはマンパワーが必要であると考えている。これまで、さまざまな取組において体制の変更などの業務改善を行ってきたが抜本的な見直しには至っていない。今後、ICTを活用することにより、市民と情報共有が図れるような施策を展開したいと考えている。
---
この場では嚙み合っているようで噛み合っていない様な感じでした。
一般質問というのは、「して終わり」ではなくてその後の「フォローアップ」が大切です。
(「して終わり」、「あとはよろしく~」みたいなのが蔓延る旧い旧い世界な気がします)
(包括管理事業の拠点。ここに苦情・要望・問合せが一挙に集まる)
行政側も課題感を抱いていたわけですが、実際どうすれば良いのか分からないところ。
議員としてできることは限られますが、出来る限りの事は行政とタイアップしながら進めています。
先進事例である府中市を訪問した際も、メリットデメリット等事例研究に加え、本市職員と共に参加(オンライン)し両市職員同士が本事例について容易に情報交換ができる体制づくりもしています。
また、包括管理先である前田道路株式会社にも訪問、行政側と民間側双方の話を聴く事で目線をフラットにする事も心掛けています。
↓添付報告書ご参考まで。
(コールセンターの中の様子)
本市ではどの様な形で老いるインフラの維持管理に立ち向かっていくのか、ベストな形を模索する中で、具体的に対応を始めていく方針がございます。この約9ヵ月の間、他にもいろいろなプロセスを経て現在に至っております。
詳細はまだ明かせませんが、もう少しすればオープンにできると思います。
管理職っぽい言動ではなく、実際に水面下で動き黒子として働く議員でありたいと思います。
商社マン時代と働き方・動き方は変えず、今年も頑張って参ります。
今年は辰年!「龍」の如く上昇できる一年にしたいと思います。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
追伸:カバー画像の「龍」は創作書道家いそべゆうこさんから頂いた画像です。
躍動感がありとても好きなのですが、残念ながら売り切れでした(涙)
(岡田龍太郎は辰年生まれでもなんでもなく未年です)
岡田龍太郎